何かの役に立つかなと思って、私の写真・動画で使っている機材をまとめておきます。
メイジテクノのMT-5000を使ってます。上の写真の奥の機器です。いまのところ明視野観察専用で、遠からず位相差を導入するつもりです。
こういう顕微鏡のお金のかからないハックでよく使われる技法として、 照明にパッチをおいて暗視野やOblique Illuminationがあります。私もたまに使います。
結構大きくて重たい顕微鏡で、外見はそこそこ無骨な印象があります。 筐体はただただ頑丈の一言で、本体に力をかけたときのピントのずれが少ないように感じられます。 この辺定量的に表現するのは難しいのですが。
ミカヅキモ。スケールバーはナシ。対物40x。
ネンジュモ。空地のぶよぶよ。対物100x。
これもメイジテクノです。たぶんどこかのOEMモデルだと思います。上の写真の手前の機器です。 結構いい値段しました。でも広くくっきり見えて観察疲れを感じることがあまりありません。
表面実装部品を手はんだした後に確認するといい感じに見えます。
双眼実体顕微鏡って倍率低めに思われるかもしれません。実際低いです。この機種は最大で 45xなので、生物顕微鏡の最低倍率に近い倍率です。 これがどのくらいの倍率かというと、ひねり出した角栓の観察で顔ダニが蠢くのをギリギリ見える程度の倍率です。
Olympus(当時)のミラーレス一眼、OM-D E-M10 MarkIIIを使ってます。生物顕微鏡・双眼実体顕微鏡はともに、Cマウントのねじが付いていて、 ミラーレス一眼にはm4/3マウント-Cマウント変換アダプタをつけて使っています。天体望遠鏡的に言えば直焦点撮影です。 カメラから見たら顕微鏡はCマウントレンズで、写真撮影すると結構ケラレるのですが、 動画で撮影するといい感じにイメージサークルに収まります。 上述の写真にて顕微鏡の上についている黒い塊がカメラです。
メイジテクノは珍しく、個人ユーザにも直接顕微鏡を販売してくれるメーカです。 私の顕微鏡もメイジテクノの営業さんとメールを交わして購入したものです。 ほかのメーカは販売を代理店に委託しているので、 あんまりこういう対応してくれないんじゃないかな?買ったことないから知らんけど。
鏡筒:VixenのVMC200Lです。架台:SX2赤道儀です。
微妙な組み合わせでしょう?エントリーグレードの架台に惑星撮影向けの反射望遠鏡です。それで撮影するのは系外銀河です。うーん
自動導入を装着していて、電視観望的な用途だったら結構楽しい夜を過ごせます。
むかしはマイクロフォーサーズ機使ってましたが、いまはZWOのASI294MC Proを使ってます。 あこがれの冷却CMOS天体用カメラ。ただし普段使いで冷却はナシ。面倒なのでめったに使いません。
PHD2をつかうよくある感じのオートガイドを使ってます。Kyoeiで3万円くらいのセットだったはず。
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